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赤ちゃんを可愛いと思えない…産後うつ一歩手前だった私のマタニティーブルー体験談

 
 
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保育士資格を持つワーキングマザー。 夫単身赴任中のため、6歳娘・3歳息子をワンオペ育児中。 妊娠・出産や子育ての役立つ情報を発信しています。
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先日ドラマ「コウノドリ」でも取り上げられ

かなりの反響を呼んだ「産後うつ」という病。

 

私はドラマを観ていて

 

あぁ…

娘を産んですぐの私だ…

 

と思いました。

 

 

私自身は「産後うつ」と診断されるまではいきませんでしたが

あと少し長引いていたらきっとドラマの母親のようになっていたと思います。

 

以前軽く自分の産後の精神状態については触れましたが

(関連記事:マタニティブルーの症状ってどんなもの!?効果のあった対処法とは?

 

今回は更に重ーいお話です。

 

 

私自身思い出したくないくらい辛かったですし

え…?そんなこと思ってひどい母親…って思われるかもしれないと思い

ブログに書くことをかなり悩みましたが

 

同じように悩んでいる人に

少しでも

「自分だけじゃないんだ」

と思ってもらえるように

 

今回は体験談として書いていきます。

 

 

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*産後すぐに始まった不安定な精神状態

 

娘を出産してすぐから

 

言いようのない不安がとにかくありました。

 

あんなに欲しかった赤ちゃんが産まれて

嬉しいはずなのに

 

どこか喜べない自分がいました。

 

 

これから旦那や友だちと自由に遊びに行ったり

好きな時間に寝たり

自由な時間がなくなるという実感が急に出てきて

 

そして自分に本当に育てられるのかという不安。

 

 

とにかく不安と今までは感じなかった後悔の気持ちが急に膨らんでいって

 

出産した当日から涙が止まりませんでした。

 

 

でも

そんなこと思っちゃいけない。

 

なんてダメで悪い母親なんだと自分の気持ちに一生懸命フタをして

 

考えないようにただただ努力していました。

 

 

*退院後の二人っきりの生活

退院後は実家に1か月里帰りをしました。

 

里帰りといっても自宅から実家までは車で10分ほどなのですが

とにかくパパに傍にいてほしくて

パパも一緒に実家で生活してもらっていました。

 

実家の父も母もその時はフルタイムで仕事に出ており、

パパももちろん日中は仕事。

 

その間は娘と家で二人きり。

 

2~3時間おきの授乳。

かなりの回数のオムツ替え。

自分の寝る時間はちょっとずつ。

 

産まれたばかりの赤ちゃんがいれば

当たり前の時間ですが

 

この二人きりの時間がとにかく辛くて

パパや両親の休みの日がいつも待ち遠しかったです。

 

 

ほんの些細なことにイライラすることも沢山ありましたし

 

自分が世界で一人ぼっちになったような気分になって

寂しくて寂しくて

泣きながらパパに「早く帰ってきて…」と電話したことも何度もありました。

 

 

ドラマ「コウノドリ」で

高橋メアリージュンさんが演じていた母親と同じように

 

「なんで泣くの?」

「泣きたいのはこっちだよ」

 

と本当に同じセリフを私も言いました。

 

 

とにかく家で娘と二人でいる時間は

涙が出てしまうことが本当に多かったです。

 

 

*誰にも話せない本当の自分

自分で産んだ我が子は無条件に可愛いはず。

 

でも産後しばらくは

 

どうしても可愛いと思えない。

自分の子ではないような気がする。

 

そんな気持ちになることもありました。

 

 

可愛いと思うことももちろんあるのですが

 

周りが娘に「可愛い!」と言ってくれることにも

「そうかな…?」

と心の中では思っていたり。

 

 

なんで自分はこんな気持ちになるのか

こんなことを思う自分は母親失格だし

おかしいんじゃないか。

 

そう思い

誰にもそんな気持ちを話せませんでした。

 

*ネットの情報を読みあさる日々

自分の不安な気持ちをとにかく解消したくて

私が取った行動は

とにかくネットで子育てや赤ちゃんの成長についての情報を読みあさることでした。

 

生後○日目の赤ちゃんの発育状態を毎日何度も何度もネットで調べ

 

 

あと○日でこれが出来るようになるのか…

 

と成長に期待を膨らませたり

 

あと○日でこういうことが始まるのか…

 

と不安になったり

 

 

そしていつも思うのは

 

「早く。早く。とにかく早く大きくなってほしい」

ということでした。

 

 

成長すれば楽になる!

成長すれば自由な時間が増える!

 

とそんな風にばかり考え自分の今の辛い状況からとにかく脱出したくて

毎日毎日自分の都合のいい情報ばかりをかき集めていました。

 

 

 

*寂しいはずなのに誰にも会いたくない

子どもと二人きりの時間が辛いはずのに

 

友人や知り合いに会いたいと言われても

なぜか誰にも会いたくないと思う時もありました。

 

とにかく何もする気が起きなくて

おしゃれや化粧するのも面倒。

 

会う人に合わせて自分の赤ちゃんの授乳などのスケジュールを考えるのも面倒。

 

そして人と話すのも面倒。

 

そんな気持ちばかりが出てきてしまって

 

人に会いたいとどうしても思えませんでした。

 

そして助産師さんの自宅訪問を拒否。

 

これで余計に自分の精神状態を相談するタイミングを見失ってしまいました。

 

 

*精神状態が落ち着いてきたきっかけ

精神状態は産後1か月を過ぎた頃から

段々と少しずつ落ち着いていきました。

 

きっかけは

外出の機会が増えていったことだと思います

 

 

産後1か月は

赤ちゃんの外出はなるべく控えた方がよいということと

ママ自身もしっかり身体を休めることが大切と言われていたので

とにかく家にこもりっぱなしの日々でした。

 

 

そのことで気分転換も出来ず自分を孤立させ

元々ホルモンバランスの変化で不安定な精神状態をより悪化させていたんだと思います。

 

 

産後1か月を過ぎた頃からは

パパと3人での外出を徐々に増やしていき、

気分転換をする時間も増やすことが出来ました。

 

 

そしてそうこうするうちに

娘も少しずつ成長。

 

首が据わってひとつ楽になり

 

寝返りが出来るようになってひとつ楽になり

 

腰が据わってひとつ楽になり…

 

と少しずつ子育ても楽になっていきました。

 

娘の成長と共に

私自身の負担や不安も減っていき

心のバランスも取れるようになっていきました。

 

*無理をしないで勇気を持って相談することが大事

私の場合は外出の機会を増やしていくことで

少しずつ気分転換をして不安な気持ちも少しずつ解消することが出来ましたが

 

なかなかうまくいかない場合もあると思います。

 

もしあのまま家にこもっていたら

きっと産後うつになっていたと思います。

 

いや、もしかするとあの時点でなっていたのかもしれません。

 

でも私の場合はなんとか自力で解消をしていくことが出来ました。

 

でももっと早い段階で誰かに相談できていれば

あんなに辛い時間を過ごすこともなかったはずです。

 

「死」ということが頭をよぎったこともありました。

 

あの頃は

「子どもが可愛いと思えない」

「自分が育てていけるのかが不安」

という自分の本当の気持ちを他の人に話すことがどうしても出来ませんでした。

 

産後うつやマタニティブルーの方はきっとそういう方が多いと思います。

 

でもそう思う気持ちは

ホルモンバランスの乱れや環境の変化や疲れからきているもので

ママのせいではないです。

母親失格ではないし、ダメな母親でもありません。

 

だから少しでも不安なことがあったり

悩んでいることがあれば

勇気を出して

誰かに絶対に相談してほしいです。

 

 

子どもを育てていくということは

産後に関わらず

ずーっと本当に大変なことが沢山あります。

 

辛いことがある時は

絶対にひとりで抱え込まず

家族や友だち

医療機関や相談窓口でも

どこでもいいので相談して下さいね。

 

 

子どもを持つ母親が

生きにくいと感じることが多いこの世の中。

 

全てのママと子どもが幸せに過ごせますように。

 

 

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