ドラム式洗濯機の子どもの閉じ込めから学ぶ家の中の危険の探し方!!
先日、5歳の子がドラム式洗濯機の中に閉じ込められ亡くなるという悲しい事故がありましたね。
数年前にも同じような事故が発生しており、その時もドラム式洗濯機の子どもの閉じ込めの危険性については大変話題になりました。
今回は私たち子どもを持つ親が、こういった悲しい事故から子どもたちを守るにはどうすればいいのかを考えていきます。
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*家の中にある様々な危険
今回のドラム式洗濯機の子どもの閉じ込めについては正直前回の事故の時は
「なんでそんなことになるの!?」と驚きました。
子どもって本当に大人の想像のつかないようなことをします。
わざわざ危ないところに登ったり
わざわざ危ないものを触ったり
わざわざ危ないものを口に入れたり
わざわざ危ないところに入ったり
まだ大人が
“危ないもの”
と事前に気づけるものだったらいいのですが
今回のドラム式洗濯機に関しては普通“危ないもの”とは思わないですよね。
大人には想像もつかないことをしてしまうのが子ども。
だから子どもの事故って多発するんだと思います。
ではどうやって大人が想像できないようなことをしてしまう子どもを危険から守っていけばいいのでしょうか?
*家の中にある危険を探すには
家の中は安全!と思いきや全然そうではないんですよね。
実際に家の中での子どもの事故は本当に多いです。
そんな家の中にある危険を探す方法を紹介しますね!
・子どもの目線で家を見てみる
いつも私たちが普通に生活しながら見ている目線では見えないものが
子どもの目線だと見えていることって沢山あります。
だから実際に自分の子どもの目線になって家の中を見て回ってみましょう。
例えば
ハイハイをする赤ちゃんがいる家庭なら赤ちゃんのハイハイの目線の高さで。
2~3歳くらいの好奇心旺盛な子のいる家庭なら地面に座ったくらいの目線で。
子どもの目線の高さに合わせて観察することがとっても大事。
子どもに目線を合わせてみることで
これ、触ってほしくないけどちょうど目の高さにあるから触っちゃうなとか
これはちょうど手が届く高さにあるから引っ張りたくなるかも…とか
大人の目線の高さだとわからなかった
色々な危険が見えてくると思います。
・子どもがやりたくなる心理を理解する
子どもってなんでそんなことしちゃうかな~って思うこと多いですが
実は自分たちも子どもの頃同じようなことしていたりしませんか?
私の娘は6歳ですがいまだに気付けば何でも口に入れます。
いつも「もう!あなたいつまでそんなことするの!?」と思ってしまいますが
実は私も同じことしていた記憶があるんですよね(^_^;)そんなもんです。
まずは自分の過去を思い出してみて下さい。
自分のしていたこと
自分の好きだったもの
そういうものは子どもも同じようなことをすると思って下さい。
私たちは無意識に”やってみたいけどしてはいけない”と自制していても
子どもは”やってみたい”という衝動を抑えることがなかなか出来ません。
・穴など狭い空間があれば入ってみたい
・登れそうなところには登ってみたい
・きれいなもの、触り心地のいいものは口に入れてみたい
・大人が触っているものは触ってみたい
・小さな穴には何か入れてみたい
・ボタンは押してみたい
挙げてみれば
あ~大人でもやりたくなるかも…なことばかりですよね。
例えば…
子どもの頃の自分を思い出してみて
「私キラキラする光ものが好きでよく集めてたな~そしてそれをよく口に入れてたかも…」
と思えばきっと子どもも同じことをします。
今は色のきれいな化粧品類・ネイル用品・洗剤などが多いですね。
キラキラする、きれいなものというのは今の時代は宝石類やビー玉などだけではないので
「きれい!」と思うものは口に入れたくなると思いましょう!
「押入れによく登って入ってたな~」と思えば
きっと子どもも同じことをします。
今は押入れ以外にも
洗濯機や個人用の冷蔵庫など家にある
”入ることのできる狭い場所”が増えています。
登れるところには登りたい・入れるところには入りたい心理をしっかり理解して
登ってほしくない・入ってほしくない場所には登れない・入れないような工夫が必要です。
*子どもを危険から守るには日頃からしっかり考えておくことが大事
いかがでしたか?
子どもを危険から守るには
まずは危険を見つけることから!!
子どもの目線、子どもの気持ちになって家の中にある危険を見つけることが大切です。
日頃から家族で”危ないもの”について話し合い
触ってほしくないもの
入ってほしくないところ
などしっかり見つけて、事前に対処しておくことが事故を未然に防ぐことにつながります。
また、日頃から子どもの様子をよく観察して
手が届く場所、入れる大きさなどをきちんと把握しておけば危険な場所も見つけやすいかもしれませんよ!
しっかり危険な場所を把握して、家庭での悲しい事故を無くしていきましょう!