小学生の防犯は登下校時より帰宅後が大事!子どもを守るにはどうしたらいいの?
先日、警視庁の有識者研究会より
子どもが犯罪に巻き込まれるのは登下校時よりも帰宅後に多発していることが発表されました。
下校後に塾や習い事に行く子や、帰宅した後に公園や友達の家に遊びに行って犯罪に巻き込まれるケースが多く、登下校時のように地域の見守り活動が行われていない時間帯の安全対策が必要となります。
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Contents
*子どもたちを犯罪から守るには
では実際に子どもたちを守るには親はどうすればいいのでしょうか?
・普段から何が危なくてどうすればいいかをしっかり伝えておく
まずは親が地域の事故が起きやすそうな場所、人通りの少ない通り、死角になる場所などをきちんと把握しておくことが大切です。
そしてそれを子どもに普段からきちんと伝えておきましょう。
「この道は人があまり通らないからこっちの道を通ってね」とか
「ここは他の人から見えない場所だか近くでは遊ばないでね」など
具体的にどういう理由で危険なのかを伝えることが大切です。
また、実際にどういった場面が危険なのかも伝えておくことも重要です。
「お菓子くれるからおいでって言われたらどうする?」
「ママが病院にいるから一緒に行こうって言われたらどうする?」
など危険な声掛けについてもシミュレーションをしておいて、
「お母さんに聞いてからにしますって答えるんだよ」など
どう対応するべきかもきちんと伝えておきましょう。
・個人情報が分かるものをなるべく身に着けさせない
子どもの持ち物には名前を書いていることって多いですよね。
犯罪者は持ち物の名前を見て声を掛けてくることも多いです。
最近では気を付けている方も多いかと思いますが、見落としがちなのが傘や自転車です。
自宅前に傘や自転車を置いておくこと…ありますよね。
そういった家の前に置いてある物も要注意ですよ!
また、学校に着けて行った名札も着けっぱなしで遊びに行く子も多く見られます。
これももちろん危険なので、出来るだけ学校を出たら外すように伝えておきましょう。
そして「知らない人から名前を呼ばれても知っている人だと思わないで」と普段から伝えておきましょう。
・避難場所を伝えておく
もし何かあった時に避難できる場所を教えておくこともとっても重要ですね。
コンビニなどのお店や病院、知人の家など、子どもの遊ぶ範囲内で避難できる場所をあらかじめ見つけておいて、少しでも危険と思ったらすぐに逃げ込めるように伝えておきましょう。
また、家にいる場合は親がいない時はだれかが来ても出ないこと、電話がかかってきてもとらないことなど親子でルールを決めておきましょう。
・防犯グッズをうまく使う
最近は防犯グッズも多く販売されていますね。
防犯ブザーは必ず持たせるようにしておき、使い方もしっかり教えておき、何かあった時にすぐに使える場所に着けておきましょう。
また、最近はキッズケータイも多く販売されていますので、防犯グッズとして持たせることも効果的です。
もしずっと後ろをついてきている人がいると思ったときはケータイを使ってママに電話をさせるようにしておき、もし出なくても喋っているふりをするように教えておいてもいいと思います!
・なるべく1人にならないようにさせる
一人になる場面を減らすこともとっても重要です。
友達の家に遊びに行くときは必ず誰の家に行き、何時までに帰るのかを伝えてから出かけるようにルールを決めるなどし、帰り時間が暗くなるようであれば行けるなら迎えに行ったり、難しい場合はなるべく人通りの多い道を通らせるようにしましょう。
どうしても人通りの少ない道を通る時は周りをきょろきょろ確認しながら歩かせるようにするなど危険を察知できるように普段から注意をさせましょう。
*まとめ
最近は知らない人だけでなく知っている人も危険…という事件が起こってしまうなど、子どもにとっても親にとっても安心できない世の中になってしまいましたね。。
子どもたちを犯罪から守るには、普段からしっかりとシミュレーションをして、親子で危険な場所などを実際に一緒に行って確認するなど、危険に対してきちんとした対応ができるようにしっかり伝えておくことが大切ですね。
そして大人も地域での交流をしっかり行い、見守りの目を増やしていくことも大切だと思います。