保育園に行きたくないと言われて休ませるとどうなる?
保育園や幼稚園に行っているとある日突然
「いきたくない~~~!!!」
と言いだすことってありますよね…。
我が家も上の子も下の子もそういう時期が何度かありました。
時には「お腹が痛い…(気がする)」と仮病をつかってくることも…
どの家庭も一度は経験することかもしれません。
急に子どもから「行きたくない…」と言われると
「保育園で何かあったのかな?」
「無理やり連れて行くのって可哀想かも…」
と色々と心配になることもありますよね。
今回は子どもからの「行きたくない!」にどう対処すればいいのか
そして「行きたくない」と言われて行かなかった場合どうなるのかを
経験を基に書いていきます。
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Contents
子どもたちが「保育園に行きたくない」と言う時
そもそも子どもが保育園や幼稚園に「行きたくない」と言う時はどんな理由からなのでしょうか?
・ママやパパと離れたくない時
うちの子どもたちの「行きたくない」理由で多いのがこれ。
特に年齢が低いうち、
そして特に新学期やお休み明けの日に多いのですが
「ママがいい~~!!」
と大泣き。
働くママにはキツイ言葉ですね…
ママだって子どもと一緒にいたいんだよ~~(>_<)
だからこそ心が痛む言葉ですよね。。
娘の場合は新学期になり、クラスも先生も違うという新しい環境になかなか慣れず
しばらくは毎日朝から大泣きの日々が続いて大変でした…
・保育園や幼稚園で嫌なことがあった時
これもたまにあるやつです。
特に年中や年長になると多くなってくるかもしれません。
うちの娘も
「○○ちゃんから嫌なこと言われるから…」
と嫌がる時期がありました。
特に年中・年長の女の子は口が達者でおませさんな子も多くなってくるので
お友達同士のトラブルも増えてくる頃ですね。
他にも先生と合わない、園の方針と合わないなど
保育園生活の中に理由がある場合もあります。
・おもちゃで遊びたい、観たいアニメがある
これは保育園や幼稚園が嫌というより、
別の楽しいことを優先させたいという理由ですね。
土日にお休みをエンジョイしすぎて
家で自分のしたいことをしたい。
正直大人でもありますよね!
保育園や幼稚園に行くより自分の好きなこと・楽しいことがしたくなってしまっているので
説得が意外と大変なことも…
*登園拒否された時の対処法
保育園や幼稚園に行きたくない時の対処法ですが
年齢によって対処法が違う場合があります。
・【登園拒否対処法】0歳~3歳頃までの場合
いわゆる3歳未満児さんたちの場合は
『ママやパパに甘えたい』という気持ちの表れなことが多いです。
今までニコニコで登園出来ていたのに急に
「保育園いや!」
と言われるとびっくりしてしまうかと思いますが
そこでママやパパが不安そうな顔をしてしまうと子どもも不安になってしまいます。
落ち着いて「ママといたいよね。ママも一緒にいたいよ」
と子どもの気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
そして沢山ハグなどのスキンシップをとって
子どもを送り出しましょう!!
先生に子どもを受け渡す際はかなり泣いて離れない場合もありますが
タッチやハグなどをしてニコニコでその場を速やかに離れましょう。
ママが見えなくなると
案外子どもはすぐに気持ちを切り替えて
普通に遊びだすことがほとんどなので大丈夫ですよ(^^)
そしてお迎えの後はしっかりと甘えさせてあげましょうね!
・【登園拒否対処法】4歳~6歳頃の場合
年少以上になってくると
甘えたいという理由にプラスして
保育園での環境に何か原因がある場合が出てきます。
先生やお友達とのトラブル、行事のプレッシャーなど
心が発達してきたからこそ出てくる感情もあります。
理由に関してはその子によって違い
親や周りからしたら「そんなことで!?」と思うようなことでも子どもにとっては重要な場合もあります。
娘が保育園を嫌がっていた時は
「お友達に嫌なことを言われた…」という時でした。
また、娘のお友達には
「朝8時に行きたい!外で遊べる時間に間に合わないならもう行きたくない!」
という子もいます。
行きたくない理由は本当に様々なので
しっかりと話を聞いてあげて子どもの不安を少しでも取り除けるように
やはり気持ちに寄り添ってあげることが大切です。
そして担任の先生や園の主任の先生に相談するなど
周りのサポートも必要であればしっかりお願いしましょう。
*登園拒否があった時に行かせないという選択はどうなのか
子どもから「保育園に行きたくない!」と言われた時、
そこで休ませてしまうことは休み癖がついてしまうので絶対にしてはいけないと
よく聞きますよね。
確かに後々のことを考えるとサボり癖がついてしまったりするのは困りますよね…
我が家の子どもたちも「行きたくない…」と言いだす時があります。
実は以前たまたま私が平日休みの日に娘がそう言いだした時があって
「じゃあ今日はママもお休みだからお休みしようか!」
と言い休んだことがありました。
その時は娘は意外な返事が来て「いいの!?」と驚きながらも
とても嬉しそうに楽しそうに1日を一緒に過ごしました。
「今日だけだからね!」とかなり釘をさしてはいたものの…
やはり数日後また
「今日はお休みしない?」と聞いてくるようになりました。
「今日はしないよ」と言うと
「お休みしたかったー!!」と大泣き。
やはり休み癖がついてしまったのかな…と思いました。
そして
娘の時の経験があったので
息子には一切そういうことをしないようにしていました。
でもやはり始まる
「保育園行きたくない~!!」
という登園拒否。
結局娘も息子も同じくらいイヤイヤ!があるのなら
休み癖とか関係ないのかも…と感じました。
その後その話を周りのママさんたちに話していたのですが
周りのママさんたちに色々な体験を聞いて私が思ったのは
「行きたくないと言われて無理やり行かせても
行きたくない!という登園拒否がなくなるわけではない」
ということでした。
要するに大切なのは
親の方針がぶれないことが大切ということです。
理由もないのに
休んでいいよと言う日があったり
今日はダメと言う日があったり
その日によって判断基準がバラバラだと子どももなかなか納得できず
結果的に連れて行くのにてこずることにつながるのだと思います。
『お休みするのは病気の時だけ』
『水曜日はママがお休みだから一緒にお休み』
などその家庭でのお休みする日のルールをきちんと決めておくといいかもしれません。
我が家の場合は
私が平日休みの時は家庭保育をして一緒に過ごすこともあるので
「行きたくないと言えば休める」というわけではなく
「ママがお休みの日は一緒にお休み」という1つのルールにのっとったやり方にしています。
『お休みではない日は保育園に行かなくてはならない』
ということを3歳の息子もそれなりに理解はしているようで
多少嫌がりはするものの納得はしてくれます。
そうやって我が家では
保育園に行かないといけない時はちゃんと行く。
そして家にいる間ははたっぷり甘えさせる。
可能なかぎりゆっくり一緒に過ごせる日を作る。
ということを心がけています。
その結果、「行きたくない!」という日が少し減ったような気がします。
*まとめ:「いきたくない!」は一時的なものと思ってOK
それでもやはり「行きたくない!」という日はゼロではありません。
私たちでも「あ~仕事行きたくない」と思うように
子どもも行きたくない日はあるものです。
あまり心配しすぎず
「そういう時期なのかな」とどーんと構えて
よっぽどトラブルなどがない限りは
ママが笑顔で送り出すことが一番大切だと思います。
うちの子たちも何度も『行きたくない時期』を経験していますが
結局は保育園大好き!先生大好き!お友達大好き!なので
すぐに笑顔で登園してくれるようになりましたよ!
ただ、「行きたくない」と言いだした時は
理由を聞いてあげて気持ちに寄り添ってあげることも大切だと思います。
保育園や幼稚園での生活が楽しく過ごせるといいですね(^^)